受験生は体調管理にも細心の注意を払うようにする
受験生だって風邪は引くし、体調が悪くなる時だってある。例えば試験当日に風邪を引き、万全の状態で挑めなかった…という話も珍しくはない。
でも、受験生だからこそ日頃の体調管理には注意を払うべきなんだ。特に高い得点率が求められる医学部志望ならね。
じゃあ何に気を付けたらいいんだろう…?そんな疑問について触れたいと思う。
勉強時間を増やすために睡眠時間を減らすのは避ける
睡眠時間を削って勉強する人は意外に多い。例えばテスト前に徹夜で勉強したり、一夜漬けすることってあるよね。
経験したことがある人も多いんじゃないだろうか。だから一般的といっても過言じゃない。
しかし、睡眠時間を削ることだけは絶対止めたほうがいい。かえって学習の効率が悪くなってしまう。
脳が全然働かないので、たとえ詰め込んでも身に付くことはないだろう。睡眠は体を休めるだけでなく、脳をリラックスさせるためにも欠かせないからだ。
だから睡眠時間を削っても逆効果になってしまう。睡眠不足が祟って体調が悪くなることもあるだろう。
もし勉強時間を増やすなら、日頃の生活リズムを見直してみるといい。どこかに空き時間があれば、少しでも勉強する癖を付けておこう。間違っても睡眠を削ることだけは止めるべきだ。
手洗いうがいは徹底して行う
風邪などの病気を防ぐための基本は手洗いとうがいだ。子供の頃、親から口うるさく言われた人も少なくないだろう。
正直いって面倒だし、別にやらなくたって問題ない、って考える人もいると思う。確かに面倒ではあるけど、風邪などを予防するには手洗いうがいが最適なんだ。
特に季節の変わり目や、気温変化が大きい時期は手洗いとうがいを徹底してほしい。外から帰ってきた時はもちろん、気が向いたらこまめに行なってもいいだろう。
これだけで風邪を予防できるし、後述するインフルエンザの対策にもなる。手洗いうがいは体調管理の基本だ。
ただし、適当にやっても意味がない。手洗いは石鹸かハンドソープを使い、うがいも3回程度行おう。水でもいいけど、殺菌作用があるうがい薬を使うのもおすすめだ。
たくさん食べて栄養をつけるようにする
日中にだるさや倦怠感が残る、ぐっすり寝たのに頭がボーッとする…そんな時はいつもの食事を見直してみよう。
体調不良の原因は睡眠不足を始め様々あるけど、そのほとんどは栄養不足だったりする。健康の基本は規則正しい生活と正しい食事だ。
肉と魚、野菜は全部バランス良く食べることが望ましい。もしバランスが取れていないなら、一度食事を作る家族などに相談してみよう。
ちなみにジャンクフードやスナック菓子類は極力避けたほうがいい。ガッツリ食べたい時にはいいけど、カロリーだけで栄養面はボロボロだ。
お腹が膨れて夕飯が食べられない…という自体にもなりかねない。当然沢山食べたほうがいいとはいえ、食べ物の栄養面も意識してもらいたい。
不足した栄養を補うために、サプリメントを飲む手段もある。ただ、これはこれで栄養過多になる可能性も捨てきれないので、最終手段t考えたほうがいいかもしれない。
インフルエンザの予防注射は必ず受けるようにする
インフルエンザは毎年流行するけど、受験生にとっては最大の敵だ。もし試験前に発症でもしたら目も当てられない。
現役合格が閉ざされてしまうリスクすら潜んでいるから、何が何でも避けるべき病気の一つといえる。
そのため、インフルエンザの予防接種は受けておこう。むしろ必須と言ってもいい。予防接種で100%防げるわけじゃないけど、受ける前よりも発症するリスクが激減する。
インフルエンザは一度発症すると1週間程度は高熱にうなされるし、そもそも動くことすら困難だ。当然勉強なんてできるわけがない。
だからこそ再び言うけど、インフルエンザの予防接種は絶対に受けよう。
体調も大事だが、気持ちの面にもしっかりと気を使うべきだ。受験生が陥りやすい中だるみについて解説してる。心身ケアには細心の注意を払おう。