医学部を志望する現役生必見！高校2年目にやるべきこと

医学部志望の高校2年生がやるべきこと

高校2年生は、そろそろ進路を決める時期になるし、それに合わせて受験や就職の準備も始めなくちゃいけない。

医学部を志望する人も、受験の準備を始める時期にあたる。もちろん高1の頃からの勉強も大切だけど、本格的に始めるのは高2になってからでもいい。

じゃあ、何をやったらいいんだろうか？高2がやるべきことと注意すべきことは以下の4つだ。

高2って、受験までまだ時間があると思いがちだけど、実際はそうとも言い切れない。時間なんてあっという間に過ぎていくし、うかうかしてるとライバルに出し抜かれる。

逆に高2のうちから上のことに気を付ければ、高3になった時に精神的な余裕が出てくる。何にしても、勉強だけはしっかり行ってほしい。

医学部は様々な科目の試験が実施される。その中でも特に対策が欠かせないのは英語と数学だ。

どちらも難易度が高い科目だし、早いうちから重点的に勉強しておいてほしい。なぜなら、日頃からの積み重ねが重要な科目だからだ。

例えば生物の場合、暗記さえ何とかなればセンター試験で点を大きく落とす可能性は低い。

しかし、英数はどうだろうか？大学によってはさほど重視しないけど、一朝一夕でどうにかなる科目なんかじゃない。

英語は単語や文法をコツコツ覚えなくちゃいけないし、数学も公式を覚え、問題を反復練習することで初めて身に付く。もし試験前に集中して勉強しようと考えているなら、それは無謀だってことを覚えておいてほしい。

ちなみに数学は物理にも関わってくるから、選択する人はしっかり勉強しておこう。数学ができていれば物理も難しくないし、それこそ高得点を狙っていける。

当然物理も勉強は必要になるけど、数学が身に付いていれば苦にならないだろう。詳しくは別記事で触れているけど、数学が得意な人は物理を選ぶケースが多いのも事実だ。

高2は高校生活でちょうど折り返し地点にあたる。まだまだ遊びたい時期でもある反面、就職や進学のことも考えなくちゃいけない…そんな時期だ。

色々と中だるみが起こりやすく、勉強に身が入らないことも珍しくない。体調を崩すことだってあるだろう。そのため、時には息抜きしたり、体を休めたりすることも必要になる。

もし勉強が身に入らない時は少し試してみるのもいい。

ただし、中だるみし過ぎには注意してほしい。医学部は毎日の積み重ねが合格を左右するので、そのままズルズル伸びると支障をきたすおそれがある。

しっかり体調管理をするのはもちろん、オンとオフのメリハリを付けておこう。

高2にもなると様々な模試を受ける機会も増えてくる。自分の学力レベルを知る良いきっかけになるから、積極的に受験したほうがいい。

学校の定期テストとは違って、全国での学力レベルを知ることが可能だ。自分がいる位置を知っておけば、あとどれくらい勉強が必要か判断付くようになるし、各科目を客観的に評価することもできる。

今後医学部の合格を目指すなら、模試でも高い得点を取れるようにしよう。学校の定期テストは、あくまで他の同学年と学力を比べる程度にすぎない。

しかし模試は全国レベルで比較できるから、全国にいるライバルを競い合える。もし高得点をマークできれば自信に繋がるし、受験へ向けての弾みが付くんじゃないだろうか。

ただし、学校の定期テストと模試は全くの別物であると考えておいてほしい。定期テストで高得点が取れたら模試でも上位に入れる、とは限らない。

模試を受ける学生(特に難関校を目指す受験生)は本気で挑むうえ、元の学力が高い学生も沢山いる。仮に中途半端な気持ちで模試を受けると、ライバルと自分の差にショックを受けるかもしれない。

また模試自体の難易度が高い場合もある。そのため全然点が取れず、ショックを受ける可能性も捨てきれないだろう。

翌年の受験に影響が及ぶこともあるので、模試を受けるなら本気で挑むことをおすすめしたい。医学部の試験へ挑む場合と同じと考えて、1分でも多く勉強しよう。

模試を受けた後は結果に一喜一憂するかもしれない。それも悪いことじゃないけど、間違えた問題があればしっかりチェックしておこう。

単に確認するだけじゃなく、少しでも早めに復習することを心がけてほしい。模試の復習は終わった後が最も効果的で、身に付きやすいタイミングなんだ。

特に苦手な科目や問題を克服するチャンスになる。いわゆる”凡ミス”をした時も、復習しておけば本番で同じ間違いを犯すリスクが軽減できる。

ちなみに、先延ばしだけは絶対避けてほしい。例えば1週間も経つと忘れる可能性があるし、結局身に付かなくなる。だから当日中に復習するか、翌日までには見直す習慣を付けておこう。

以上が高2の時点でやるべきことだけど、今一度要点をおさらいしてみよう。

どうだっただろうか。この4つを常に心がければ、医学部の合格にグッと近づける。今何をするべきかしっかり考え、実際に行動へ移していこう。ただし、スランプにおちいらないよう気を付けてほしい。たまには気分転換も必要だ。